谷崎潤一郎 『武州公秘話』 ほんとうの女首だと、あの、鼻の赤いところが真っ黒に凹んでいて、これよりずっと気味が悪いさ」 そう云われると松雪院は、すぐもうころ/\と笑い出した。 「しかし、そなた、二人きりになって見ると、あの首でもちょっと恐くはないかね」 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア