谷崎潤一郎 『武州公秘話』 大方、いかに河内介の享楽を求める心が切であっても、天稟の美質を宿す松雪院の悲歎と悔恨とを眼の前にしては、再び彼女を冒涜する勇気が出なかったのであろう。 武州公秘話巻之六 牡鹿城没落の事、並びに則重生揃の事 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア