光子さんも、たまに洋服着なさることありましてんけど、和服の時はいつでも着流しでしてん。
この写真では髪のせえで私より三つぐらい若うに見えてますけど、ほんまは一つ歳下の二十三、――生きておられたら今年二十四ですねん。
しかし光子さんの方が一、二寸せえ高いでしたし、それに綺麗な人いうもんは、自分では器量鼻にかけへんつもりでも、やっぱり何とのう自信のある様子態度に現われるもんですやろか、それともこっちに引け目ありますとそない見えますのんですやろか、その後親しいになりましてからでも、歳からいうとわたしの方が姉さんでありながら、いつでも妹みたいな気イしてましてん。