きょうはもう学校い帰るのんも馬鹿々々しいし、何なら松竹いでも行きませんかと、孰方からとものういい出しまして、その日は夕方まで一緒に遊んで、光子さんは「ちょっと店い寄って行きます」と心斎橋筋散歩しながら帰られて、わたしは日本橋からタクシーに乗って今橋の事務所い行きました。
そんでいつでもみたいに主人誘て阪神電車で帰りましたのんですが、その時主人が、「お前今日えらいそわそわしてるなあ、何ぞうれしい事でもあったのんか」いわれましたのんで、「やっぱりいつもと様子違てるのかしらん、光子さんと友達になったことそないに自分幸福にさしたのんかしらん」と、ひとりで思いました。
「そんでもわたし、今日ほんまにええ人と友達になったんやもん。