谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 ただ光子さんの白い足袋の向うに、大仏殿の金の鯱鉾が空のうすあかりに底光りしてました。 「おそうなったよって帰りまひょ」いうて、そいから山降りて、大軌まで歩いて行きましたらかれこれ七時になってしまいました。 「うちお腹減ったけど、あんたどうする? 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア