谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 今もテーブルの瑠璃の花瓶の中で綻びかけた白い芍薬が、あたしと一緒にあえかなためいきを洩らしながらあなたの来るのを待っているの。 失望させると可愛い芍薬の花が泣きます。 洋服箪笥の姿見もあなたの姿を映したいといっています。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア