「あてずるいことないねんけど、あんたがあんまり白いよって恥かしいねん。
あんた、こんな黒い体見ても愛想尽かさんといてなあ」いうたりしましたが、わたしほんとに、自分の肌初めて光子さんに見せた時は、一緒に並ぶのんイヤな気イしました。
光子さんは色が飛び切り白いだけでのうて、体の釣合いよう取れてて、姿がすらッとしてなさるのんで、それに比べたら、何や急に自分の体無細工に思われて来て、……「姉ちゃんかって綺麗やないかいな、あてとちっとも変れへんもん」いわれますと、しまいにはそれを真に受けて何とも思わんようになりましたけど、……初めはわたし身がちぢむように感じました。