――」「ほんまに、わたいとこのとうちゃん恐ろしい人だすよってなあ。
……私いつかて奥様の顔見るたんびにえらい済まんような気イして、お気の毒でお気の毒で、――」と、心から同情したようにいうてくれますのんで、そんなお梅どんみたいなもん相手にしたかってしょうむないのんですけど、あんまり口惜しいてお腹の中引っくりがえるようになってましたよって、何でも彼んでも思うたことをいう気イになって、「なあ、お梅どん、あんたかって察してくれるやろ。
うちそんなこと夢にも知らんと、こないだからうちの人と喧嘩してまで光ちゃんのために尽してるねん。