きょうだいの約束するんです」いうで、自分も同じように腕まくって、私の腕と一緒にそろえて、「よろしですか、お姉さん、声出したらいけませんで。
……あれいう間に済んでしまいますよって、眼エつぶってなさい」いいますねん。
「イヤや」いうたらどんな目に遇うか分れしませんし、逃げよ思ても手頸握られてますし、光る物見たら気が顛倒してしもて、眼エつぶってる間に、咽喉でもどないぞしられるのんやないかと生きてる心地せえしませなんだけど、殺されたら殺された時思てあきらめてますと、肘の上のとこスルスルと鋭利な感覚がした思たら、ぞうッとして脳貧血起しそうになりましたが、「しっかりしなさい、しっかりしなさい」いうて、自分の腕出して、「さあ、お姉さんから先イ飲んで下さい」いうのんです。