別に用事あるのんと違うけど、いつもお前がお邪魔に上って厄介になるのんに、近所まで来て顔出しせんのも悪いような気イするし、それに光子さんどないしてなさるか、お見舞いかたがた是非お目にかかって御礼いいたい、差支いなかったら何処ぞで晩の御飯御馳走したい思うねんけど、ちょっとも外い出なさること出来へんのんやろかと、何気ない風していうのんですが、どうもそれだけやないみたいな気イして、「この頃は大分目立つようになってなさるよって誰にも会わんようにしてなさるし、なかなか外い出るどこやあれへん」いいましてんけど、「そやったらまあ、会うだけでも会うて行きたい」いいますのんで、それでもいかんいう訳に行けしませんさかい、「どないいいなさるか聞いて来るわ」いうて、「光ちゃん、こないこないいうねんけどどないしょう。
「どないしょう、ほんまに。
姉ちゃんどないいうたん?