夫はそこまで一と息に話して来て、「どうや、この書付お前書いたのんに違いないのんか。
お前の方にもこれと同じもん行ってるのんなら出して見なさい」いいながら、じっと返答待ってますのんで、私は黙って立ち上って、鍵のかかってる抽出し開けて、そこに隠してあったもう一通の方持って来て、無言のままテーブルの上い置きましてん。
その二十七
夫はそこまで一と息に話して来て、「どうや、この書付お前書いたのんに違いないのんか。
お前の方にもこれと同じもん行ってるのんなら出して見なさい」いいながら、じっと返答待ってますのんで、私は黙って立ち上って、鍵のかかってる抽出し開けて、そこに隠してあったもう一通の方持って来て、無言のままテーブルの上い置きましてん。
その二十七