谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 誰ぞ一人でも不幸になったら三人で死のやないか」いうて、夫も泣き出して、とうとう二人で夜が明けるまで泣き通してしまいましてん。 その三十二 さてその明くる日から夫は光子さんの家の方の諒解運動と、綿貫の方の解決とにえらい奔走し始めたのんです。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア