谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 互に長い沈黙に圧し出されたような工合に、一と言ずつ口をきいた。 けれども矢張正面を切ったままだった。 妻には夫の、夫には妻の、鼻の頭だけが仄白く映った。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア