紅茶の茶碗を前にして籐椅子に凭りながら大型の洋書のページをめくっているのが分る。
寝間着の上に大島の羽織を纒って、メリヤスのパッチの端を無恰好に素足の踵まで引っ張っている高夏は、庭先へ椅子を持ち出していた。
「そこに繋いで置いて頂戴、今すぐ下へ見に行きますから」
紅茶の茶碗を前にして籐椅子に凭りながら大型の洋書のページをめくっているのが分る。
寝間着の上に大島の羽織を纒って、メリヤスのパッチの端を無恰好に素足の踵まで引っ張っている高夏は、庭先へ椅子を持ち出していた。
「そこに繋いで置いて頂戴、今すぐ下へ見に行きますから」