谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 有りがたいとさえ思っているわ。 ………だけどあたしは、慰み物にされてでももっと愛されたかったんです」妻はそう云って激しく泣いた。 要は妻のその告白を聞いてからでも、決して彼女を阿曽の方へとそそのかすようにはしなかった。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア