谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 結局のところは過去のきずなを断ち切るだけのことではないか。 その悲しみはただその刹那のものであって、多くの人の例を見れば、長いあいだにはだんだんうすらいで行くのである。 「僕たちは先のことよりも目前の別れが恐いのだね」と、夫婦は語り合って笑った。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア