谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 もう一度鏡がきらりと光って、癖直しの湯を入れた金盥を片手に、お久は立って廊下へ出た。 「そうそう関助、―――あれが附いて行くことになる、つまり主従の道行きだな」 「もうその時は深雪は盲目じゃあないんですね」 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア