谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 「こう云う昔風の家は奥が真っ暗で、格子の向うに何があるやらまるで分りませんね」 「一つは往来が明る過ぎるんだね、この辺の土はこの通り白ッちゃけているから。 ふと要は、ああ云う暗い家の奥の暖簾のかげで日を暮らしていた昔の人の面ざしを偲んだ。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア