谷崎潤一郎 『蓼喰う虫』 国を異にし、種族を異にし、長い人生の行路の途中でたまたま行き遇ったに過ぎないルイズのような女にさえも肌を許すのに、その惑溺の半分をすら、感ずることの出来ない人を生涯の伴侶にしていると云うのは、どう思っても堪えられない矛盾ではないか。 その十三 拝復 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア