「ええ、………それからあの、………」
美佐子は縁側に坐布団を敷いて一方の手で足の小指の股を割りながら、煙草を持った方を延ばして皐月の咲いている庭の面へ灰を落した。
「………あなたには内証にして置いてもよし、云うなら云っても構わないって書いてあるんだけれど、………」
「ええ、………それからあの、………」
美佐子は縁側に坐布団を敷いて一方の手で足の小指の股を割りながら、煙草を持った方を延ばして皐月の咲いている庭の面へ灰を落した。
「………あなたには内証にして置いてもよし、云うなら云っても構わないって書いてあるんだけれど、………」