谷崎潤一郎 『聞書抄』 即今欲問三年別 十月桃花終不言 と。 蓋し国師のような出世間の禅僧が此の風雲児の霊を弔い、法要を行うことに不思議はないが、徳川氏の覇業が定まった当時はたとい親類縁者と雖も、誰あって墓参りなどをする者もなく、一片の香華を手向ける人もなかったであろう。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア