谷崎潤一郎 『聞書抄』 「そちは今度も命を呉れるか、此れで三度目じゃ、忝いぞ」 と、そう云って太閤は涙ぐんだ。 堀尾は暇乞いをして伏見の城を出かけたが、途中に用事があると云って他の四人の使者に別れ、馬をはやめて三条の饅頭屋道徹と云う者の宿所に寄った。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア