谷崎潤一郎 『二人の稚児』 なつかしい舊友の消息ではあるけれど、折角自分が勇猛精進の志を堅めて、随縁起行の功を積もうとして居るものを、不意に横あいから掻き乱そうとするのが、恨めしくもあり腹立たしくもあった。 「読めば迷いの原になる。 いっそ焼き捨てゝしまおうかしらん。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア