谷崎潤一郎 『細雪』 「大変お待たせ致しまして」 と云って、十分ばかりたって上って来た橋寺は、折目の正しい紺の背広服に着換えていた。 そして、此方の方が暖かですからと、往来に面した縁側の籐椅子の方へ客を請じた。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア