診断などもひどく慎重を期すると云う風で、容易にはっきりしたことを云ってくれない。
今度の診断がおくれたのも、一つはそのせいなのであるが、一つには、赤痢にしては熱が高く、それに最初の一日は便通がなく、下痢が始まったのは発病してから二十四時間後の一昨々日の夜であった。
そんな訳で、むしろチブスの疑いがあったくらいなので、万事の処置が手後れになって、一層病勢を悪化させたのであった。
診断などもひどく慎重を期すると云う風で、容易にはっきりしたことを云ってくれない。
今度の診断がおくれたのも、一つはそのせいなのであるが、一つには、赤痢にしては熱が高く、それに最初の一日は便通がなく、下痢が始まったのは発病してから二十四時間後の一昨々日の夜であった。
そんな訳で、むしろチブスの疑いがあったくらいなので、万事の処置が手後れになって、一層病勢を悪化させたのであった。