「あんた、………」
夫も彼女と同じ思いに浸っていたのであろう、隣りのベッドに臥そべって四辺を領する静寂を味わいながら、長い間黙然と天井を睨んでいたが、今しがた起きて富士の見える窓際の方へ歩いて行ったところなのであった。
「あんた、………面白いことがあるねんわ、………ちょっと、これ見て御覧。
「あんた、………」
夫も彼女と同じ思いに浸っていたのであろう、隣りのベッドに臥そべって四辺を領する静寂を味わいながら、長い間黙然と天井を睨んでいたが、今しがた起きて富士の見える窓際の方へ歩いて行ったところなのであった。
「あんた、………面白いことがあるねんわ、………ちょっと、これ見て御覧。