では又後程、………晩の食事が済みましてから、………事に依ると、今夜光代が御牧さんをお連れして来るかと存じますから、その節は何卒私の部屋までお遊びに、………と、そう云うことでその時は一旦別れたが、果して八時過ぎに電話で、お疲れでございましょうけれども、只今お見えになっていらっしゃいますから、是非お三人お揃いで、………と云って来た。
幸子はスーツケースから幾組もの畳紙を出させて、それらを二つの寝台の上へ一杯にひろげさせ、雪子の着換えを手伝ってやってから、自分と妙子とが着換えをしたが、その間にもう一度催促の電話が懸った。
「さあさあお這入り遊ばして、………」