………ほんまのとこは、この二三日忙しいことが続いたよって、体がえらいらしいねんわ、何と云うても、まだ本当でないねんな」
幸子は、姉と向い合って座に就いた瞬間から、この数箇月来抱いていた淡い反感のようなものが次第に消えて行くのを覚えた。
遠く離れて考えていた間こそ、快からぬ感情も湧いたけれども、こうして差向いになって見れば、姉はやっぱり昔の姉で、何処も変ってはいないのであった。
………ほんまのとこは、この二三日忙しいことが続いたよって、体がえらいらしいねんわ、何と云うても、まだ本当でないねんな」
幸子は、姉と向い合って座に就いた瞬間から、この数箇月来抱いていた淡い反感のようなものが次第に消えて行くのを覚えた。
遠く離れて考えていた間こそ、快からぬ感情も湧いたけれども、こうして差向いになって見れば、姉はやっぱり昔の姉で、何処も変ってはいないのであった。