幸子はほっと溜息をついて寝返りを打った。
そしてぱっちり眼を開けて見ると、いつの間にか部屋の中がすっかり明るくなっていた。
隣りの寝台では雪子と妙子が、幼い折にしばしばそうしていたように互に背中を着け合って寝ていたが、ちょうど此方へ体を向けてすやすや眠っているらしい雪子の、ほんのりと白い寝顔を、どんな夢を見ているやらと思いながら幸子はいつ迄もまじまじと打ち眺めていた。
幸子はほっと溜息をついて寝返りを打った。
そしてぱっちり眼を開けて見ると、いつの間にか部屋の中がすっかり明るくなっていた。
隣りの寝台では雪子と妙子が、幼い折にしばしばそうしていたように互に背中を着け合って寝ていたが、ちょうど此方へ体を向けてすやすや眠っているらしい雪子の、ほんのりと白い寝顔を、どんな夢を見ているやらと思いながら幸子はいつ迄もまじまじと打ち眺めていた。