で、今朝も父親は家にいたのであるが、子供達の身の上が案じられるので、何とかして神戸まで行って見ると云って、さっき出かけたところである、勿論その時は出水と云っても程度が分らず、電車が不通であることも知らずに出かけたのであるが、途中で間違いでもなければよいがと、夫人はそれを心配し出しているのであった。
夫人の日本語は子供達ほど上手でないので、会話をするのに骨が折れたが、幸子は覚束ない英語を交ぜてようよう意味を通じさせながら、出来るだけ夫人を安心させるように慰めたり宥めたりした。
そして、
で、今朝も父親は家にいたのであるが、子供達の身の上が案じられるので、何とかして神戸まで行って見ると云って、さっき出かけたところである、勿論その時は出水と云っても程度が分らず、電車が不通であることも知らずに出かけたのであるが、途中で間違いでもなければよいがと、夫人はそれを心配し出しているのであった。
夫人の日本語は子供達ほど上手でないので、会話をするのに骨が折れたが、幸子は覚束ない英語を交ぜてようよう意味を通じさせながら、出来るだけ夫人を安心させるように慰めたり宥めたりした。
そして、