妙子は朝の涼しいうちにと云っていたのが、見舞いに持って行く品物の詮議や何やかやに時間を潰して、生憎午後の日盛りに出かけるようなことになった。
そして五時頃にふうふう云いながら帰って来て、大阪のあの辺は何と云う暑い所やろと云い云い六畳の間に這入って、汗で肌に粘り着いた服を、皮を剥ぐように頭からすっぽり脱ぎ、ブルーマー一つの素っ裸になって洗面所へ隠れたが、暫くすると濡れ手拭で鉢巻をし、湯上り用タオルを腰に巻いて出て来て、四つ入りの浴衣を出して引っ掛けた。
が、帯は締めずに、
妙子は朝の涼しいうちにと云っていたのが、見舞いに持って行く品物の詮議や何やかやに時間を潰して、生憎午後の日盛りに出かけるようなことになった。
そして五時頃にふうふう云いながら帰って来て、大阪のあの辺は何と云う暑い所やろと云い云い六畳の間に這入って、汗で肌に粘り着いた服を、皮を剥ぐように頭からすっぽり脱ぎ、ブルーマー一つの素っ裸になって洗面所へ隠れたが、暫くすると濡れ手拭で鉢巻をし、湯上り用タオルを腰に巻いて出て来て、四つ入りの浴衣を出して引っ掛けた。
が、帯は締めずに、