谷崎潤一郎 『細雪』 そして、それきりそのことをふっつり口にしなくなったので、ほっとしながらも幸子が内心気にしていると、十二月の中旬頃であったか、或る日突然、午後早く帰宅して、 「うち、仏蘭西語の稽古止めにしたわ」 と云った。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア