「湯豆腐」と云うのは、ルドルフのことを妙子が冗談にそう呼び始めた渾名なのであるが、今では幸子達までが、まだ会ったこともないその人のことを「湯豆腐々々々」と云うようになっていた。
「『湯豆腐』は日本にいるねん。
カタリナは『湯豆腐』に姉さんに宛てた紹介状書いて貰うて、それを持って独りで行くねん」
「湯豆腐」と云うのは、ルドルフのことを妙子が冗談にそう呼び始めた渾名なのであるが、今では幸子達までが、まだ会ったこともないその人のことを「湯豆腐々々々」と云うようになっていた。
「『湯豆腐』は日本にいるねん。
カタリナは『湯豆腐』に姉さんに宛てた紹介状書いて貰うて、それを持って独りで行くねん」