脚がどうしたのかと云うと、どうなのかはっきり分らないが、えらい苦しみ方で、ちょっと触っても跳び上るように痛がり、痛い痛いと身を踠いて呻き続けているそうだと云う。
それで、当人は痛い痛いを繰り返すばかりで、こいさんを呼んでくれとも何とも云っている訳ではないが、あの苦しみ方はただごとではないような気がする、恐らくもう耳鼻咽喉科の領分ではなくなっているらしいので、誰か外の先生に診て貰いたいのだけれども、自分の一存ではどうすることも出来ず、思案に余ってお電話致しましたと、そう妹は云うのであると云う。
その後の様子は分らないかと云うと、さっきこいさんから今夜立つと云う電話があったので、そのことを知らせてやった時の話では、ますます悪く、狂人のように悶えつづけている、国の方へも電報を打ったから、明日の朝は親達も来るだろうと思います、と云うことであったと云う。