そんな風だから、夜昼打っ通しに呻るのみで、一睡もせず、食事も取らない。
そのくせ、見たところでは脹れても膿んでもいないので、何処が痛むのか分らないのであるが、疾患部は左脚の膝の辺から爪先までであるらしく、寝返りを打っても、肌にそうっと触っても、大変な疼き方をするものと見え、そんな時には特別の叫び声を挙げる。
雪子は、いったい何が原因でそうなったのか、耳の手術と脚の痛みとどう云う関係があるのかと聞いたが、それは妙子にもよく分っていなかった。
そんな風だから、夜昼打っ通しに呻るのみで、一睡もせず、食事も取らない。
そのくせ、見たところでは脹れても膿んでもいないので、何処が痛むのか分らないのであるが、疾患部は左脚の膝の辺から爪先までであるらしく、寝返りを打っても、肌にそうっと触っても、大変な疼き方をするものと見え、そんな時には特別の叫び声を挙げる。
雪子は、いったい何が原因でそうなったのか、耳の手術と脚の痛みとどう云う関係があるのかと聞いたが、それは妙子にもよく分っていなかった。