谷崎潤一郎 『金色の死』 菩薩も羅漢も悪鬼も羅刹も、皆金色の死体の下に跪いて涙を流しました。 其の光景は其のまゝ一幅の大涅槃像を形作って、彼は死んでも猶肉体を捧げて自己の芸術の為めに努力するかと訝しまれました。 私は此のくらい美しい人間の死体を見た事がありませんでした。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア