髪もその後は桃割れに結ったことは一度もなく、リボンで結んで、その先を編んで、お下げにして垂らしていました。
私は前に「小鳥を飼うような心持」と云いましたっけが、彼女は此方へ引き取られてから顔色などもだんだん健康そうになり、性質も次第に変って来て、ほんとうに快活な、晴れやかな小鳥になったのでした。
そしてそのだだッ広いアトリエの一と間は、彼女のためには大きな鳥籠だったのです。
髪もその後は桃割れに結ったことは一度もなく、リボンで結んで、その先を編んで、お下げにして垂らしていました。
私は前に「小鳥を飼うような心持」と云いましたっけが、彼女は此方へ引き取られてから顔色などもだんだん健康そうになり、性質も次第に変って来て、ほんとうに快活な、晴れやかな小鳥になったのでした。
そしてそのだだッ広いアトリエの一と間は、彼女のためには大きな鳥籠だったのです。