私は独り、三人が消えてなくなった跡へボーイが持って来たウイスキー・タンサンと、所謂「フルーツ・カクテル」なるものと、四つのコップを前にして、茫然と広場の景気を眺めていなければなりませんでした。
が、もともと私は自分が踊りたいのではなく、こう云う場所でナオミがどれほど引き立つか、どう云う踊りッ振りをするか、それを見たいのが主でしたから、結局この方が気楽でした。
で、ほっと解放されたような心地で、人波の間に見え隠れするナオミの姿を、熱心な眼で追っ懸けていました。
私は独り、三人が消えてなくなった跡へボーイが持って来たウイスキー・タンサンと、所謂「フルーツ・カクテル」なるものと、四つのコップを前にして、茫然と広場の景気を眺めていなければなりませんでした。
が、もともと私は自分が踊りたいのではなく、こう云う場所でナオミがどれほど引き立つか、どう云う踊りッ振りをするか、それを見たいのが主でしたから、結局この方が気楽でした。
で、ほっと解放されたような心地で、人波の間に見え隠れするナオミの姿を、熱心な眼で追っ懸けていました。