谷崎潤一郎 『痴人の愛』 そうだ、この拇趾もあの時の通りだ。 小趾の形も、踵の円味も、ふくれた甲の肉の盛り上りも、総べてあの時の通りじゃないか。 ………私は覚えず、その足の甲へそうッと自分の唇をつけずにはいられませんでした。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア