未だに後から何かが追い駆けて来るような心地で、私はどんどん銀座の方へ逃げ伸びました。
尾張町のもう一つ左の四つ角へ出て、そこを私は新橋の方へ歩いて行きました。
………と云うよりも、私の足がただ無意識に、私の頭とは関係なく、その方角へ動いて行きました。
未だに後から何かが追い駆けて来るような心地で、私はどんどん銀座の方へ逃げ伸びました。
尾張町のもう一つ左の四つ角へ出て、そこを私は新橋の方へ歩いて行きました。
………と云うよりも、私の足がただ無意識に、私の頭とは関係なく、その方角へ動いて行きました。