つい昨日まではナオミの色香に身も魂も狂っていた私、そして今では仏の前に跪いて線香を手向けている私、この二つの「私」の世界は、どう考えても連絡がないような気がしました。
昨日の私がほんとうの私か、今日の私がほんとうの私か?
―――嘆き、悲しみ、愕きの涙に暮れつつも、自分で自分を省ると、何処からともなくそう云う声が聞えます。
つい昨日まではナオミの色香に身も魂も狂っていた私、そして今では仏の前に跪いて線香を手向けている私、この二つの「私」の世界は、どう考えても連絡がないような気がしました。
昨日の私がほんとうの私か、今日の私がほんとうの私か?
―――嘆き、悲しみ、愕きの涙に暮れつつも、自分で自分を省ると、何処からともなくそう云う声が聞えます。