と今度は「ぞ」の字を使い、多少調子の変った捨台詞で下りて行く。
但し、此の際私が柔順に起きれば文句なしだが、子供と違って二十三四にもなると相応に威厳とか格式とか云うものを保ちたがるので、こうして見ればオイソレと手軽に起きる事が出来ない。
まさか此の辺の道理の解らぬ親父でもなかろうから、私は時々親父の真意の存する所を疑って、此れは屹度、もっと寝て居るがよいと云う謎に違いないと解釈する。
と今度は「ぞ」の字を使い、多少調子の変った捨台詞で下りて行く。
但し、此の際私が柔順に起きれば文句なしだが、子供と違って二十三四にもなると相応に威厳とか格式とか云うものを保ちたがるので、こうして見ればオイソレと手軽に起きる事が出来ない。
まさか此の辺の道理の解らぬ親父でもなかろうから、私は時々親父の真意の存する所を疑って、此れは屹度、もっと寝て居るがよいと云う謎に違いないと解釈する。