谷崎潤一郎 『阪神見聞録』 電車でもう一つ氣がつくのは、滿員の場合に大勢の人が立つてゐながら、座席の方はいつも大概餘裕がある。 融通すればまだ一人二人かけられるのに、誰も席を空けてやらない。 甚しきは「もう少し孰れかへ寄つてくれ」と云ふと、怒る奴さへゐる。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア