谷崎潤一郎 『母を恋うる記』 何か、人間の世を離れた、遥かな遥かな無窮の国を想わせるような明るさである。 その時の気持次第で、闇夜とも月夜とも孰方とも考えられるような晩である。 しろじろとした中にも際立って白い一とすじの街道が、私の行く手を真直に走って居た。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア