しろじろとした中にも際立って白い一とすじの街道が、私の行く手を真直に走って居た。
街道の両側には長い長い松並木が眼のとどく限り続いて、それが折々左の方から吹いて来る風のためにざわざわと枝葉を鳴らして居た。
風は妙に湿り気を含んだ、潮の香の高い風であった。
しろじろとした中にも際立って白い一とすじの街道が、私の行く手を真直に走って居た。
街道の両側には長い長い松並木が眼のとどく限り続いて、それが折々左の方から吹いて来る風のためにざわざわと枝葉を鳴らして居た。
風は妙に湿り気を含んだ、潮の香の高い風であった。