谷崎潤一郎 『母を恋うる記』 過ぎて来た路を振り返ると、やはり行く手と同じような松の縄手が果てしもなくつづいて居る。 孰方を向いても人家の灯らしいものは一点も認められない。 それに、先からもう一時間以上も歩いて居るのに人通りが全くない。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア