たまたま出会うのは左側の松原に並行して二十間置きぐらいに立って居る電信柱だけである。
そうしてその電信柱も、あの波の音と同じようにゴウゴウと鳴って居る。
私はしょざいなさに一本の電信柱を追い越すと、今度は次の電信柱を目標にして、一本、二本、三本、………と云う風に数えながら歩いて行くのであった。
たまたま出会うのは左側の松原に並行して二十間置きぐらいに立って居る電信柱だけである。
そうしてその電信柱も、あの波の音と同じようにゴウゴウと鳴って居る。
私はしょざいなさに一本の電信柱を追い越すと、今度は次の電信柱を目標にして、一本、二本、三本、………と云う風に数えながら歩いて行くのであった。