谷崎潤一郎 『母を恋うる記』 で、この女を呼びかける時の私の胸には、姉に対するような甘い懐しい気持が湧き上っていた。 「小母さん」と呼ぶのは何だか嫌であった。 けれど、いきなり「姉」と呼んでは余り馴れ馴れしいように思われたので、拠んどころなく「小母さん」にしてしまったのである。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア