(しかしさすがに小山内氏は、此の戯曲に一往の価値を認めてくれ、「古臭いけれども、さう一概にケナしたものでない」と云はれたと云ふことを、私は人伝てに聞いた。
今日になつてみると、「刺青」には歯の浮くやうなところがあるが、「誕生」にはそれがない。
私は寧ろ此の方を気耻かしくない心持で読み返すことが出来る)それから二号に「象」を出し、三号に漸く「刺青」を出し、ついでに、これも既に篋底に貯へてあつた“The Affair of Two Watches”を出した。
(しかしさすがに小山内氏は、此の戯曲に一往の価値を認めてくれ、「古臭いけれども、さう一概にケナしたものでない」と云はれたと云ふことを、私は人伝てに聞いた。
今日になつてみると、「刺青」には歯の浮くやうなところがあるが、「誕生」にはそれがない。
私は寧ろ此の方を気耻かしくない心持で読み返すことが出来る)それから二号に「象」を出し、三号に漸く「刺青」を出し、ついでに、これも既に篋底に貯へてあつた“The Affair of Two Watches”を出した。