「なあに、満更さう云つたものでもない、事に依つたら己が真つ先に出られるかも知れない」と、何となくそんな予感がしないでもなかつた。
今、春陽堂発行「明治大正文学全集」巻末の年譜を繰つてみると、第二期「新思潮」の創刊は明治四十二年九月となつてゐる。
だから「刺青」の載つた第三号は十一月に出たのである。
「なあに、満更さう云つたものでもない、事に依つたら己が真つ先に出られるかも知れない」と、何となくそんな予感がしないでもなかつた。
今、春陽堂発行「明治大正文学全集」巻末の年譜を繰つてみると、第二期「新思潮」の創刊は明治四十二年九月となつてゐる。
だから「刺青」の載つた第三号は十一月に出たのである。